【活用ガイド】

JVNDB-2004-000240

IBM Lotus Notes/Domino の Notes クライアントにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

IBM Lotus Notes には、 "notes:" URI ハンドラによる入力の妥当性のチェックが適切に行われないために、任意の場所にある notes.ini を指定して Notes クライアント (notes.exe) を起動できる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Domino (旧 IBM Lotus Domino) 6.0.3 およびそれ以前
  • IBM Domino (旧 IBM Lotus Domino) 6.5.1 およびそれ以前
  • IBM Notes 6.0.3 およびそれ以前

想定される影響

IBM Lotus Notes にログインしたユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : 727420
  • IBM Support Document : 1171253
  • IBM Support Document : 1169510
  • IBM 重要セキュリティー情報 : 727481
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 引数の挿入または変更(CWE-88) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0480
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0480
  2. Secunia Advisory : SA11925
  3. SecurityFocus : 10600
  4. SecurityTracker : 1010567
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
  • [2024年03月01日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2004/06/23
登録日2007/04/01
最終更新日2024/03/01