【活用ガイド】

JVNDB-2004-000238

Sun Solaris の Basic Security Module (BSM) におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris において BSM を有効にし、管理上の操作やシステム全体の管理を対象とした監査クラスである "ad" や "as" を設定している場合、監査イベントの 1 つである AUE_MODADDMAJ でユーザ指定の引数の妥当性が適切にチェックされないために、カーネルパニックが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 7.0 (sparc) 
  • Sun Solaris 7.0 (x86) 
  • Sun Solaris 8 (sparc) 
  • Sun Solaris 8 (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 57497
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 57497
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0654
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0654
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#901582
  3. Secunia Advisory : SA11930
  4. SecurityFocus : 10594
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載