【活用ガイド】

JVNDB-2004-000192

Sun Solaris の SMC サーバにおけるファイルとディレクトリの存在を確認される脆弱性

概要

Sun Solaris の SMC サーバには、ファイル要求の際に "../" という文字列を含むディレクトリパスの処理の脆弱性、および要求されたファイルの存在可否によってエラーメッセージが異なる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 8 (sparc) 
  • Sun Solaris 8 (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

Web ルートディレクトリ範囲外に存在するファイル、ディレクトリについて、その存在の可否を確認される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 57559
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 57559
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1354
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1354
  2. Secunia Advisory : SA11616
  3. SecurityFocus : 8873
  4. SecurityTracker : 1010160
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/05/13
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01