【活用ガイド】

JVNDB-2004-000159

Linux Kernel の panic() 関数におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Linux Kernel に実装されている panic() 関数には、入力値の取り扱いに不備があるため、潜在的にバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  

想定される影響

root 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : kernel_se20
ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0394
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0394
  2. SecurityFocus : 10233
  3. SecurityTracker : 1009931
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載