【活用ガイド】

JVNDB-2004-000151

BEA WebLogic Server の HTTP サーブレットにおけるアクセス制御を回避される脆弱性

概要

BEA WebLogic Server には、URL パターンの取り扱いの不備のため、不正な構文の指定を許可してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP4 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 8.1 SP1 およびそれ以前

想定される影響

不正な構文を使用した URL で標的 Web アプリケーションにアクセスすることにより、デプロイヤによるアクセス制限ルールを回避し、本来アクセス権限のないサイトへアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0711
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0711
  2. SecurityFocus : 10184
  3. SecurityTracker : 1009896
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載