【活用ガイド】

JVNDB-2004-000138

BEA WebLogic Server の Custom Trust Manager におけるなりすましの脆弱性

概要

BEA WebLogic Server には、証明書連鎖が有効であると判断され、かつ、Custom Trust Manager で証明書連鎖を拒否すると、その後の証明書連鎖が有効と判断されてしまう不備が存在するため、正当なユーザへのなりすましを行われる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP4 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 8.1 SP2 およびそれ以前

想定される影響

ユーザの情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1756
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1756
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#566390
  3. SecurityFocus : 10132
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載