【活用ガイド】

JVNDB-2004-000073

Microsoft Outlook の mailto URL の処理における任意のスクリプトを実行される脆弱性

概要

Microsoft Outlook には、文字列 '"' を含む mailto URL を解釈した際に、任意のコマンドラインスイッチを指定可能である脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Outlook 2002

想定される影響

Microsoft Outlook を起動させることにより、マイコンピュータゾーンで任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS04-009
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS04-009
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 引数の挿入または変更(CWE-88) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0121
参考情報

  1. JVN : JVNTA04-070A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA04-070A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0121
  4. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2004-1101
  5. 警察庁 @police : Outlook 2002の脆弱性について
  6. US-CERT Vulnerability Note : VU#305206
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA04-070A
  8. CIAC Bulletins : O-096
  9. Secunia Advisory : SA11076
  10. SecurityFocus : 9827
  11. SecurityTracker : 1009357
  12. SecurityTracker : 1009358
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
  • [2024年03月01日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2004/03/09
登録日2007/04/01
最終更新日2024/03/01