【活用ガイド】

JVNDB-2004-000070

Apache HTTP Server の mod_sslモジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apache HTTP Server に含まれている mod_ssl には SSL による通信を有効にしているポートで通常の SSL 通信を介さない HTTP リクエストを受信した場合、メモリリークが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 2.0.48 およびそれ以前
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.22 
  • HP-UX 11.23 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

SSL を有効にしている Apache HTTP Server がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation ヒューレット・パッカード レッドハット
  • Red Hat Security Advisory : RHSA-2004:182
  • Red Hat Security Advisory : RHSA-2004:084
  • レッドハット セキュリティーアップデート : RHSA-2004:182 （2007/02/23 現在 リンク切れ）
  • レッドハット セキュリティーアップデート : RHSA-2004:084
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0113
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0113
  2. SecurityFocus : 9826
  3. SecurityTracker : 1009337
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/03/07
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01