【活用ガイド】

JVNDB-2004-000067

ntpd の時刻同期における整数オーバーフローの脆弱性

概要

ntpd には、クライアントとの時刻の差が 34 年より大きい状態でクライアントが時刻同期のリクエストを行うと、ntpd が整数オーバーフローを発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 1.1 
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 6.5  
  • Turbolinux Server 8  

想定される影響

クライアントが誤った時刻を受け取る可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • ミラクル・リナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ターボリナックス
  • ターボリナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0657
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0657
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#584606
  3. SecurityFocus : 9818
  4. SecurityTracker : 1009336
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載