【活用ガイド】

JVNDB-2004-000036

Microsoft Internet Explorer の LoadPicture 関数におけるファイルの有無を判断可能な脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、LoadPicture 関数に不備が存在するため、ローカルシステム上のファイルを開いた際の例外エラーで、ファイルがローカルシステム上に存在するかどうかが判別可能である脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

システム上の特定のファイルの存在を知られた場合、この結果を更なる攻撃の為に利用される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • マイクロソフト株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-2090
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-2090
  2. Secunia Advisory : SA10820
  3. SecurityFocus : 9611
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載