【活用ガイド】

JVNDB-2004-000033

Check Point VPN-1/Firewall-1 の ISAKMP パケット処理におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Check Point VPN-1/Firewall-1 の VPN コンポーネントである VPN-1 サーバには、ISAKMP パケット内の証明書要求ペイロードに対するチェックが不適切であるため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • VPN-1/FireWall-1 4.1
  • VPN-1/FireWall-1 4.1SP1
  • VPN-1/FireWall-1 4.1SP2
  • VPN-1/FireWall-1 4.1SP3
  • VPN-1/FireWall-1 4.1SP4
  • VPN-1/FireWall-1 4.1SP5
  • VPN-1/FireWall-1 NG
  • VPN-1/FireWall-1 NG FP1

想定される影響

管理者権限 (Windows の場合は Local System 権限、Unix の場合は root 権限 ) で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • Check Point Software Technologies Alert : 41_isakmp
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0040
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0040
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#873334
  3. SecurityFocus : 9582
  4. X-Force Security Alerts and Advisories : 163
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載