【活用ガイド】

JVNDB-2004-000032

Check Point VPN-1/Firewall-1 HTTP Security Server の sprint() 関数におけるフォーマットストリングの脆弱性

概要

Check Point VPN-1/Firewall-1 の HTTP Security Server には、特定の HTTP リクエストに対してエラーメッセージを生成する際に呼び出される sprint() 関数を不適切に取り扱うため、意図的に作成した HTTP リクエストを送りつけられることにより、フォーマットストリングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  • VPN-1/FireWall-1 NG FP2
  • VPN-1/FireWall-1 NG FP3
  • VPN-1/FireWall-1 NG with Application Intelligence
  • VPN-1/FireWall-1 NG with Application Intelligence (R55)

想定される影響

管理者権限 (Windows の場合は Local System 権限、Unix の場合は root 権限) で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0039
参考情報

  1. JVN : JVNTA04-036A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA04-036A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0039
  4. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2004-0601
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#790771
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA04-036A
  7. CIAC Bulletins : O-072
  8. SecurityFocus : 9581
  9. X-Force Security Alerts and Advisories : 162
  10. X-Force セキュリティアラート&アドバイザリ : Checkpoint Firewall-1 における HTTP 解析での書式文字列による脆弱点
  11. ISS X-Force Database : 14149
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載