【活用ガイド】

JVNDB-2004-000031

Cisco の IOS における不正なレイヤー 2 フレームによるサービス運用妨害 (Dos) の脆弱性

概要

MSFC2 を搭載した Cisco 6000/6500/7600 シリーズ上で動作する Cisco IOS のソフトウェアスイッチング機能には、実際にレイヤ 2 フレームに含まれるデータ長とレイヤ 3 のパケット長が矛盾しているフレームを取り扱った場合、特定の条件下においてリロードもしくはハングアップする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.2 

想定される影響

ルータがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0244
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0244
  2. SecurityFocus : 9562
  3. SecurityTracker : 1008923
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載