【活用ガイド】

JVNDB-2004-000027

GNU Libtool におけるセキュリティ上不適切な方法で作成される一時ファイルの脆弱性

概要

GNU Libtool には、コンパイルモードで共有ライブラリを作成する際に、セキュリティ上不適切な方法で一時ファイルを作成するため、シンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 1.1 
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
  • Turbolinux Server 6.5  
レッドハット
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

Libtool スクリプトを実行するユーザの権限で任意のファイルを上書きされる、あるいは、作成される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • ミラクル・リナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ターボリナックス
  • ターボリナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
レッドハット
  • レッドハット株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0256
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0256
  2. Secunia Advisory : SA10777
  3. SecurityFocus : 9530
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載