【活用ガイド】

JVNDB-2004-000025

OpenSSH の sshd_config におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenSSH には、sshd を特権分離モードで動作している場合、MaxStartups や LoginGraceTime 設定変数の処理に不備が存在するため、正規ユーザによる接続が妨害される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenBSD
  • OpenSSH 3.7.1p2 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3.0 
  • Asianux Server 3.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 

想定される影響

sshd デーモンがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenBSD
  • OpenBSD : Top Page （2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした）
サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : openssh
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-2069
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-2069
  2. SecurityFocus : 14963
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/01/28
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01