【活用ガイド】

JVNDB-2004-000019

Netpbm の anytopnm/pnminterp-gen/ppmtompeg コマンドにおける不適切な一時ファイルを作成してしまう脆弱性

概要

Netpbm に含まれている anytopnm/pnminterp-gen/ppmtompeg 等のコマンドは、セキュリティ上不適切な方法で一時ファイルを作成するため、シンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

Netpbm に含まれるコマンドを使用するユーザの権限で任意のファイルを上書き、あるいは、作成される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : netpbm
ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0924
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0924
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#487102
  3. SecurityFocus : 9442
  4. SecurityTracker : 1008757
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載