【活用ガイド】

JVNDB-2003-000396

Apache Tomcat の サーバファイル上のソースコードの情報が漏えいする脆弱性

概要

Apache Tomcat には、invoker servlet および default servlet の双方を有効にしている場合、保護機能を回避してサーバレットファイルのソースコードの情報が漏えいする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Tomcat 4.1.28 以前
サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

第三者により、制限を回避されサーブレットファイルのソースコードの情報を奪取される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 239312
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1394
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1394
  2. SecurityFocus : 6562
  3. ISS X-Force Database : 10376
更新履歴

  • [2008年07月17日]
      掲載

公表日2003/01/17
登録日2008/07/17
最終更新日2008/07/17