【活用ガイド】

JVNDB-2003-000379

Sun Solaris の tcsh における権限を取得される脆弱性

概要

Sun Solaris に含まれる tcsh の ls-F コマンドには、特定の引数の解釈の不備によりファイルの作成、削除をされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 8 (sparc) 
  • Sun Solaris 8 (x86) 

想定される影響

ファイルの作成や削除、 root 権限が取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 57455
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 57455
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-1024
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-1024
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#281356
  3. Secunia Advisory : SA10486
  4. SecurityFocus : 9280
  5. SecurityTracker : 1008547
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/12/22
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01