【活用ガイド】

JVNDB-2003-000356

Red Hat Linux の iproute におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Red Hat Linux に含まれている iproute における、 Linux Netlink インタフェースを経由したメッセージに対するチェックが不適切であるため、偽造されたメッセージを Linux Netlink インタフェースを介して受信した場合、受け入れてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

proute パッケージに含まれるコマンドがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0856
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0856
  2. SecurityFocus : 9092
  3. SecurityTracker : 1008173
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載