【活用ガイド】

JVNDB-2003-000336

Microsoft Internet Explorer の XML オブジェクトにおける情報漏洩の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer にはコンテンツを XML データにバインドする際に、取り扱うパスの妥当性の確認を適切に行わない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 

想定される影響

意図的に明示した HTML 形式の電子メールを送りつけられる、もしくは Web ページを開くことにより、ファイルを閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS03-048
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS03-048
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0817
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0817
  2. SecurityFocus : 9012
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載