【活用ガイド】

JVNDB-2003-000315

Oracle Database に含まれる oracle/oracleO バイナリにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Oracle Database に含まれている oracle/oracleO バイナリには、コマンドラインより渡される引数の境界に対するチェックが不適切であるため、異常に長い文字列を引数として実行した場合、バッファオーバーフローを発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 9.2.0.2
  • Oracle Database 9.2.0.3
  • Oracle Database 9.2.0.4

想定される影響

ユーザ oracle/ グループ dba の権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Oracle Security Alert : #59
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0894
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0894
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#496340
  3. SecurityFocus : 8845
  4. SecurityFocus : 8844
  5. SecurityTracker : 1007956
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載