【活用ガイド】

JVNDB-2003-000298

saned のデバッグメッセージの出力機能におけるセグメンテーションフォルトの脆弱性

概要

sane-backends の saned には、デバッグメッセージが有効になっている際に、コネクションが中断した際に、NULL 文字で終端せずに出力することでセグメンテーションフォルトが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


SANE
  • SANE 1.0.10 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

第三者により、saned をサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SANE
  • SANE - Scanner Access Now Easy : Top Page
サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0777
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0777
  2. SecurityFocus : 8597
  3. ISS X-Force Database : 13159
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年08月02日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (sane-backends (V2.x)) の情報追加。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックス (sane-backends (V2.x)) 追加。