【活用ガイド】

JVNDB-2003-000293

Secure Locate のパスの取り扱い部におけるヒープ破壊の脆弱性

概要

Secure Locate には、インデックス内のパスの取り扱い部でパスの長さをチェックする前に処理しているため、パスの長さが負になるような意図的なパスを含むインデックスを指定して検索を行うことで、ヒープ領域を破壊される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
サン・マイクロシステムズ
  • Sun Cobalt RaQ4
  • Sun Cobalt RaQ550
  • Sun Cobalt RaQXTR
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 6.5  
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  

想定される影響

slocate グループ権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : slocate
サン・マイクロシステムズ ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0848
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0848
  2. SecurityFocus : 8780
  3. SecurityTracker : 1007888
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載