【活用ガイド】

JVNDB-2003-000262

stunnel の listen() 関数におけるセッションをハイジャックされる脆弱性

概要

stunnel には、特定のシグナルを受け取った際に listen() で利用されるファイルディスクリプタを閉じずにプロセスが終了してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


stunnel
  • stunnel 4.00 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

stunnel のセッションをハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

stunnel サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0740
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0740
  2. SecurityFocus : 8537
  3. SecurityTracker : 1007629
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年07月09日]
      影響を受けるシステムを更新しました。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックスの情報を追加しました。