【活用ガイド】

JVNDB-2003-000241

Oracle Database に含まれる XDB 機能の HTTP/FTP サービスにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Oracle Database に含まれている XDB 機能における HTTP/FTP サービスには、(1) XDB にアクセスする場合、認証の際にユーザ名/パスワードに異常に長い値を与える、(2) XDB FTP サービスを利用するローカルユーザが test コマンドの引数として異常に長い値を与える、(3) XDB FTP サービスを利用するローカルユーザが UNLOCK コマンドの引数として異常に長い値を与える、ことによりバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 9.2.0.1
  • Oracle Database 9.2.0.2
  • Oracle Database 9.2.0.3

想定される影響

Oracle Database がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、あるいは高位の権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • オラクル・セキュリティ・アラート : #58
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0727
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0727
  2. SecurityFocus : 8447
  3. SecurityFocus : 8375
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載