【活用ガイド】

JVNDB-2003-000233

Cisco IOS におけるユーザ情報漏洩の脆弱性

概要

Cisco IOS の特定のバージョンには、telnet 経由でのパスワード認証時に、その認証結果の応答がユーザ名により異なる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 11.3 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 11.2 
  • Cisco IOS 11.1 
  • Cisco IOS 11.0 
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.0 

想定される影響

レスポンスの違いにより、ユーザが存在しているかを推察される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0512
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0512
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#886796
  3. SecurityFocus : 8292
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載