【活用ガイド】

JVNDB-2003-000231

stunnel における SIGCHLD シグナルの取り扱い不備によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

stunnel には、SIGCHLD シグナルの取り扱いに不備が存在し、SIGCHLD シグナルを受信し、その処理中に他の子プロセスからの SIGCHLD シグナルを受信した場合に、競合状態に陥り、stunnel がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


stunnel
  • stunnel 4.03 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

stunnel がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

stunnel サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1563
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1563
  2. SecurityFocus : 6592
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年07月09日]
      影響を受けるシステムを更新しました。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックスの情報を追加しました。