【活用ガイド】

JVNDB-2003-000227

Microsoft SQL Server/MSDE の Local Procedure Call における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft SQL Server / MSDE には、 Local Procedure Call (LPC) にて使用するポートを介して送信されるリクエストに対する妥当性のチェックが不適切であるため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft SQL Server 7.0
  • Microsoft SQL Server 2000
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

Microsoft SQL Server の実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS03-031
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS03-031
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0232
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0232
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#584868
  3. SecurityFocus : 8275
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載