JVNDB-2003-000222
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Linux Kernel に実装されている STP プロトコルにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Red Hat Linux 等に同梱されている Linux カーネル 2.4 の STP の実装には、受信した STP パケットの長さに対する妥当性の確認に不備が存在します。
この問題を利用するリモートの攻撃者は意図的な STP パケットを送信することで、ブリッジとして動作している標的ホストをサービス不能状態に陥らせる可能性があります。
また、問題を抱えるバージョンのカーネルでは、ブリッジとして動作するかどうかに関係なく STP サポート機能が有効化され、さらには STP に対するアクセスコントロール機能が備わっていないため、リモートの攻撃者は標的ホストが接続されているネットワーク構成を改変する可能性があります。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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サン・マイクロシステムズ
ターボリナックス
- Turbolinux Server 7
- Turbolinux Server 8
レッドハット
- Red Hat Linux 7.1
- Red Hat Linux 7.2
- Red Hat Linux 7.3
- Red Hat Linux 8.0
- Red Hat Linux 9
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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サン・マイクロシステムズ
ターボリナックス
レッドハット
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2003-0551
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0551
- SecurityFocus : 8233
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