【活用ガイド】

JVNDB-2003-000220

Linux の /proc ファイルシステムにおける情報漏洩の脆弱性

概要

Linux Kernel 上で動作する /proc ファイルシステムは、setuid プログラム実行時のパーミッションに対するチェックが適切に行われていない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Cobalt RaQ550
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

setuid プログラムの実行によって /proc 内に生成される一部のファイルの所有権を変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0501
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0501
  2. SecurityFocus : 8002
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載