【活用ガイド】

JVNDB-2003-000212

Microsoft Windows の  SMTP サービスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows の SMTP サービスには、電子メール内の FILETIME 属性の処理の不備のため、意図的に組み立てられた FILETIME 属性を含む電子メールを SMTP を利用して送信されることにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000

想定される影響

SMTP がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Knowledge Base : 330716
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-1106
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-1106
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#155252
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載