【活用ガイド】

JVNDB-2003-000203

Microsoft Windows の ShellExecute() API におけるバッファオーバーフローを発生させる脆弱性

概要

SHELL32.DLL が提供する ShellExecute() API には、第 3 引数 (ファイル名) の文字列長に対するチェックが不適切であるため、第 3 引数に異常に長い文字列が引き渡された場合、バッファオーバーフローを発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000

想定される影響

SHELL32.DLL を利用しているアプリケーションの実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • マイクロソフト株式会社 : Top Page （2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした）
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0503
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0503
  2. SecurityFocus : 8090
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/07/03
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01