【活用ガイド】

JVNDB-2003-000202

PHP の 透過セッション ID 機能におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

PHP には、この透過的なセッション ID 機能を利用している場合、URL に埋め込まれた PHPSESSID 値を適切にサニタイズしないため、クロスサイトスクリプティングが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.3.1 およびそれ以前
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 8.0  
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
  • PHP : Top Page （2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした）
ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0442
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0442
  2. SecurityFocus : 7761
  3. SecurityTracker : 1008653
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/07/02
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01