【活用ガイド】

JVNDB-2003-000194

XFree86 のXDMにおける X サーバへの不正接続の脆弱性

概要

XFree86 に含まれている xdm の設定ファイルにおいて、 authComplain 値が "false" に設定され、さらに xdm の認証用の設定を格納するディレクトリが存在しない場合に、任意の X クライアントが X サーバに接続可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  

想定される影響

本来アクセスが許可されていない X サーバへ X クライアントを接続される可能があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1510
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1510
  2. SecurityFocus : 3965
  3. ISS X-Force Database : 11389
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載