【活用ガイド】

JVNDB-2003-000192

XFree86 の MIT-SHM 拡張機能における共有メモリに対する不正アクセスの脆弱性

概要

XFree86 に含まれている MIT-SHM 拡張機能において、任意の共有メモリ資源を読み取る、または書き込まれた場合に、X ウインドウシステムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

X ウインドウシステムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、あるいは権限昇格される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0164
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0164
  2. SecurityFocus : 4396
  3. ISS X-Force Database : 8706
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載