【活用ガイド】

JVNDB-2003-000170

PHP の emalloc() 関数における整数オーバーフローの脆弱性

概要

PHP には、 emalloc() 関数内で整数桁あふれによるオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.3.1 およびそれ以前
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 

想定される影響

socket_recv() 関数、もしくは socket_recvfrom() 関数の引数として意図的な値を引き渡すことにより、システムがクラッシュする可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
  • PHP : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : php
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0166
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0166
  2. SecurityFocus : 7199
  3. ISS X-Force Database : 11627
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載