【活用ガイド】

JVNDB-2003-000153

Apache HTTP Server の認証モジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apache HTTP Server において、スレッドの取り扱いの不備により、スレッドで動作するサーバ (httpd.worker) を有効化している場合、これらに含まれている基本認証モジュールを介し、Apache HTTP Server の基本認証機能にサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 2.0.40
  • Apache HTTP Server 2.0.41
  • Apache HTTP Server 2.0.42
  • Apache HTTP Server 2.0.43
  • Apache HTTP Server 2.0.44
  • Apache HTTP Server 2.0.45
IBM
  • IBM HTTP Server 2.0.42
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.22 
レッドハット
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

有効なユーザネームとパスワード認証に失敗する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation IBM ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0189
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0189
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#479268
  3. SecurityFocus : 7725
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/05/27
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01