【活用ガイド】

JVNDB-2003-000151

GnuPG におけるユーザ ID の妥当性確認が適切に行われない脆弱性

概要

GnuPG には、ユーザ ID の妥当性確認が適切に行われない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
サン・マイクロシステムズ
  • Sun Cobalt RaQ550
  • Sun Cobalt RaQXTR
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 6.5  
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

妥当ではないユーザ ID を使用した際に、警告メッセージを発せずに暗号化が行われてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : gnupg
サン・マイクロシステムズ ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0255
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0255
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#397604
  3. SecurityFocus : 7497
  4. ISS X-Force Database : 11930
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/05/20
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01