【活用ガイド】

JVNDB-2003-000146

Linux Kernel の ioperm システムコールにおける権限昇格の脆弱性

概要

Linux kernel の ioperm システムコールには、アクセス制限が適切に施されていないため、権限昇格されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Cobalt RaQ550
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

特定の I/O ポートに対する読み込み、もしくは、書き込み権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0246
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0246
  2. SecurityFocus : 8481
  3. SecurityFocus : 7600
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載