【活用ガイド】

JVNDB-2003-000143

Microsoft Windows Shell の Desktop.ini の取り扱いにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Windows で動作する Windows Shell の Desktop.ini ファイルを取り扱うコンポーネントにおいて特定の属性を自動抽出する際の境界チェックが不適切であるため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

Microsoft Windows にログインしたユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS03-027
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS03-027
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0306
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0306
  2. SecurityFocus : 8208
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/05/08
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01