【活用ガイド】

JVNDB-2003-000137

Microsoft Windows のユーティリティマネージャにおける権限昇格の脆弱性

概要

Microsoft Windows に含まれているユーティリティマネージャには、Windows Message が妥当性のチェックが行われず ListView コントロールに引き渡される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000

想定される影響

ユーティリティマネージャの実行権限 (Local System 権限) へ権限を昇格される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS03-025
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS03-025
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0350
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0350
  2. SecurityFocus : 8154
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載