【活用ガイド】

JVNDB-2003-000132

Oracle Database のデータベースリンク作成クエリのパラメータにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Oracle Net Services には、データベースリンクの作成に対するクエリ (CREATE DATABASE LINK) を取り扱う際の USING パラメータに対する境界チェックが不適切であるため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 7.3
  • Oracle Database 8.0.6 およびそれ以前
  • Oracle Database 8.1.7.4 およびそれ以前
  • Oracle Database 9.0.1.4 およびそれ以前
  • Oracle Database 9.2.0.2 およびそれ以前

想定される影響

Oracle Database にサービス運用妨害 (DoS) 状態が発生する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • オラクル・セキュリティ・アラート : #54
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0222
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0222
  2. SecurityFocus : 7453
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/04/29
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01