【活用ガイド】

JVNDB-2003-000125

Microsoft Internet Explorer のファイルアップロード機能における情報漏洩の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer に含まれるファイルアップロード機能には、Web サイトから受信したリクエストに対するチェックが不適切であるため、ファイルを指定して転送するように示されたアップロードリクエストを処理する際に、ユーザの許可無しに自動的にファイルをアップロードしてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6

想定される影響

システム内の任意のファイルがユーザの許可なく Web サーバにアップロードされてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS03-015
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS03-015
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0114
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0114
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/04/23
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01