【活用ガイド】

JVNDB-2003-000067

IM (Internet Message) における類推可能なファイル名で一時ファイルを作成する脆弱性

概要

IM (Internet Message) 以前には、 /tmp ディレクトリ内に類推可能なファイル名で一時ファイルを作成する不備があり、他のユーザが読み書きする電子メールやネットニュースの記事の内容の漏洩、あるいは削除や改ざんされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

ユーザが読み書きする電子メールやネットニュースの記事の内容の漏洩、あるいは削除や改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス
  • ターボリナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1395
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1395
  2. SecurityFocus : 6307
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載