【活用ガイド】

JVNDB-2003-000042

VNC の random() 関数における認証を回避される脆弱性

概要

VNC には、random() 関数の実装の不備のため、 Cookie に由来する認証情報を容易に推測されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

他のユーザのチャレンジコードとレスポンスを盗聴することで、 Cookie に由来する認証用情報を容易に推測されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1336
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1336
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/02/20
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01