【活用ガイド】

JVNDB-2003-000035

Lynx における HTTP ヘッダが偽造される脆弱性

概要

テキストブラウザ lynx には、コマンドライン上から与えられる URL の解析に不備が存在し、意図的に作成された特別な文字列 (改行 (CR) 及び 復帰 (LF) コード、空白スペース文字から成る文字列) を含む URL が与えられた lynx を実行させることにより、外部から HTTPヘッダに手を加えられる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

アクセスした Web サイトからユーザに送信される HTTP リクエスト内の HTTP ヘッダを偽造される可能があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1405
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1405
  2. SecurityFocus : 5499
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載