【活用ガイド】

JVNDB-2003-000032

複数のベンダ製品のログ採取機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

mod_dav のログ採取機能には、printf() 関数、および同等の機能を持つ関数が適切に利用されていないため、フォーマットストリングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Application Server 9.0.2
  • Oracle Application Server 9.0.3
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
  • Turbolinux Workstation 8  
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、あるいはサーバの実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Oracle Security Alert : #52
ターボリナックス ミラクル・リナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0842
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2003-05
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0842
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2003-0801
  4. CERT Advisory : CA-2003-05
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#849993
  6. CIAC Bulletins : N-046
  7. SecurityFocus : 6851
  8. SecurityFocus : 6846
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年07月06日]
      影響を受けるシステムを更新しました。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックスの情報を追加しました。