【活用ガイド】

JVNDB-2003-000019

Secure Locate におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

slocate コマンドには、'-c' オプションおよび '-r' オプションを使用し、それぞれの引数に異常に長い文字列を与えた状態でコマンドを実行することで、バッファオーバーフローが発生し、セグメンテーションフォルトが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 6.5  
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

不正により高位の権限 (通常は slocate グループの権限) に昇格される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : slocate
ターボリナックス レッドハット
  • レッドハット株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0056
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0056
  2. SecurityFocus : 6676
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載