【活用ガイド】

JVNDB-2003-000010

Microsoft Windows の Locator サービスにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Locator サービスに RPC サービスを介して渡される引数の取り扱いが適切に行われていないため、引数に異常に長い文字列を含むリクエストを Locator サービスが受け取ることでバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows NT 4.0 (server) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (terminal_srv) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (workstation) 
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

Locator サービスの実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS03-001
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS03-001
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0003
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2003-03
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0003
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2003-0401
  4. CERT Advisory : CA-2003-03
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#610986
  6. CIAC Bulletins : N-033
  7. SecurityFocus : 6666
  8. SecuriTeam : 5NP0N0U8UU
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/01/22
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01