【活用ガイド】

JVNDB-2003-000006

ISC DHCPD に含まれる NSUPDATE 機能の minires ライブラリにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

ISC DHCPD にはホストからの DHCP リクエストを処理後、ホスト情報を DNS サーバへ送信する NSUPDATE が使用する minires ライブラリの不備によりバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

dhcpd の実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0026
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2003-01
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0026
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2003-0301
  4. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2003-0401
  5. CERT Advisory : CA-2003-01
  6. US-CERT Vulnerability Note : VU#284857
  7. CIAC Bulletins : N-031
  8. SecurityFocus : 6627
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載